人生の大きな岐路に立っているというか、うずくまってるようなそんな気分を味わってる。
もう4年も。
味はお世辞にもうまいとはいえない。ビターよりもにがい、もしくは無味に近い。大人味にもほどがある。元来おこちゃま味覚な私の好みじゃない。
とにかくその感覚の状態から、もう長いこと抜け出せずにいる。もがいてる。抗って前に進もうとしはじめてから2年経つが、未だ出口のないトンネルの暗闇の中にいる。
おそらく私というストーリーの核心、人生のメインテーマと向き合う時期が来てる。ずっと先送りにしてきた大切なこと、後まわしにしてきた大きな課題、自分にとって一番難しい問題を前にして、地べたに這いつくばり、のたうちまわってる。そこから一歩も前に進むことができずに。
違う。
ここまで書いて気づいた。課題が大きすぎてそう見えるだけかもしれない。前に進んでないわけじゃない。なぜならうまくいってることがたくさんある。
仕事は順調、会社の業績も右肩上がりだ。
生活環境も改善、毎日風呂に入ってしっかり寝てる。
いろんなことを変えてきた成果は確実に出てる。
目先だけを見て近視眼的になってるのかもしれない。最近あまりじっくりと考えられてない。振り返って頭を整理する時間が必要だ。
「昔のことを思い出してひとつひとつ紐解いてみよう」
朝起きてすぐにそう思って、今日は一日そのためだけに使ってる。まずはこの2年だろうと振り返りはじめたら、いやだったら4年じゃなきゃ無理だなとなって、いやいややっぱそれじゃわからん7年だわとなり、結局10年を振り返ってる。