鳥が、道頓堀川には少なくとも8種類の鳥がいることに気づいた。
といっても、この季節だから8種類であって、四季を通じてならもっといるのかもしれない。
また、私が見つけてないだけであって、実はこの季節でも実際はもっといるのかもしれない。
どちらにしても、いつもとはまた少しちがう目で、今日この川を眺めることができた。
実に清々しい気持ちで年の瀬、大晦日を迎えている。
ありがたい。
私にとって2015年はなにかと特別な年だった。
40歳の前厄、41歳の本厄、42歳の後厄。
これらを終えて迎えた2015年だった。
しかし期待とは裏腹に、その2015年を一文字で表すなら「無」だった。
例えるなら「新たに産まれた」ような年だった。
一度すべてをリセットしてゼロに戻した。
そんな年だった。
わかったつもりになっていたことも、実はわかっていないと知った。
自分のことを知っていたつもりが、何も知らなかったことを知った。
すべてが「無」となったことで、もう一度最初から自分を見直してみることにした。
そんな年だった。
そんな一年がもうすぐ終わろうとしている。
自分を見直していく過程でいろんなことを変えてみた年だった。
ライフスタイルや働き方も変えた。
たとえば、
家に帰り布団で寝ることを劇的に増やした。
一日の睡眠時間を劇的に増やした。
東京メインから大阪メインの生活に変えた。
キャリぷらに行かないようにした。
自分でやらずになるべく社内のメンバーに仕事を任せた。
社外と連携して仕事をする機会を増やした。
許す、認める、信じる、ということを意識して取り組んだ。
自分に対しても、他人に対しても。
成果はあった。
来年、おそらく飛躍する年になるだろうが、それは今年があったからだ。
この先何年にも渡る成果の土台をつくった年、それが2015年だった。
みなさま、今年もお世話になりました。
新年も、キャリぷらを、日本キャリアセンターを、私たなべあーを、どうぞよろしくお願いいたします。
2015年12月31日
2015年春に人知れず開設した大阪難波オフィスにて