キャリぷらでインターンシップをしている私りーかなが、学生の皆さんから集めた質問を人事の方にぶつけます!!
株式会社アイデス
今回お答えいただいたのは・・・
システム事業本部 業務管理課 課長太田 正恵さん!
株式会社アイデスとは・・・
アイデスは、誰もが知っている大手家電メーカーやアパレルメーカー、 精密機器メーカーの事業を支える「業務系システム」の開発を得意とする会社です。 要件定義から設計、開発・構築・運用に至るまで全てを担当するケースが過半数を占め、 直請案件は60%以上にのぼります。 「お客様の立場にたった提案」にこだわり、真面目に事業に向き合い続けています。誰にとっても便利で使いやすく、的確であること。必要から生まれるシステム開発は、現状に関する確実な分析と未来の展望、そして過去の遺産全てを含めた情報の共有からスタートします。加速化するWebシステムの開発をメイン業務とするIDESは、ヒューマンコミュニケーションを軸に常に先駆者の立場でものごとを考え、よりメンタルな感動を追及することでお客様のニーズに合わせたトータルなネットワークシステムの構築を致します。
業界・企業研究は必要ですか?
太田さん(以下、太):
私が学生のころは自分の見えている世界がすべてだったので必要ないと思っていたんですけど、今は絶対やった方がいいと思います。それもネットで調べるだけじゃなく、実際に社員さんと話してみるとよりいいと思います。
りーかな(以下、り):
学生の頃は思わなかったのに、今になって必要だと思うのはどうしてですか?
太:
私は、今の会社に転職して来たんですけど、学生の頃は今の仕事をするなんて全く考えてなかったんです。でもやってみたら面白かったんですよね。なのでイメージで決め付けて視野を狭めるのはもったいないと思います。色んな業界を見て、色んな仕事を知るために、業界・企業研究は必要だと思います。
り:
学生はまだ仕事をしたことがないので、本当にイメージで想像してしまいます。
ちなみに、「業界・企業研究はどこを見ればいいのかわかりません」という質問もあったのですが、どう思われますか?
太:
人によって違うと思います。人によって大切にしたい軸ってバラバラだと思うので、そこを見ていけばいいのかなと思います。
個人的な意見ですけど、「会社が一番大切にしていること=企業理念」や、{その理念は実際社内の風土として根付いているのか}などを今の私ならチェックします。あと、中小企業ならIR情報公開の義務はないんですけど、売り上げだけでなく利益の開示が可能かどうかを質問したときに正直に答えてくれるところは信用できると思います。ちなみにうちは中小企業ですけど、優良企業就活ガイドに公開していますよ。それに質問いただいたら答えます。
り:
なるほど。確かにそういうところは気になりますよね。経営状態やコンプライアンス、離職率等について、質問をし辛いと思っている学生は
たくさんいると思うんですけど、そういう部分について質問されるのは太田さんはどう感じますか?
太:
私はめちゃくちゃ話しますよ。(笑)何でも聞いてください。
軸って必要ですか?
太:
軸って「自分が大切にしたいこと」だと思っているんですけど、就職活動をやっているうちに明確になっていくものだと思います。なので就活の初期の時期に、明確な軸が必要かって聞かれると、必要ないかなと思います。それに今の思っている軸は、働き出すと変わりますからね。
り:
働き出してまた変わられたんですね!
太:
全然変わりますよ!特に女性は結婚したり、子どもができると結構変わるような気がします。そう考えると、就活の時期に、軸を明確にすることに必死になる必要ってないのかなとも思います。
第一志望の業種や職種はしっかり決めて就職活動をすべきですか?
太:
そんなことはないと思います。大抵の学生さんはまだ働いたことがないので、イメージで決め付けて受ける会社を絞ってしまいがちだと思うんですけど、実際話を聞きに行くと「少し違うな」と感じることもやっぱりありますよね。なので始めから決めるというか絞る必要はないと思います。
り:
なるほど。最初は色々見ていった方がいいですね。
太:
そうですね。少し乱暴な話ですけど、例えば事務職だと一日中オフィスにいてパソコンを使っているじゃないですか。それってプログラマーもそうなんですよね。なので、事務職希望の学生さんはプログラマーも視野に入れてもいいんじゃないかなって思います。
り:
確かに事務職を希望する人は、「転勤したくない」っていう理由の人もいますよね。そういう人はプログラマーでも当てはまるところがありますね。
合同説明会は意味がないと聞きました。本当ですか?
太:
う〜ん、利用の仕方によって変わるのかなと思います。合同説明会は1対1で話せないので、大勢の人に興味をもってもらうためにチラシを配ってるようなものなんですよね。なのできっかけ作りですね。そういう意味で企業側としては意味のあるものなんですけど、会社のことを深く知りたい学生側からしてみればじっくり話を聞けず興味付けだけで終わってしまうので業界研究の延長になると思います。そういう意味で、出会いの場だと思って利用されたらいいんじゃないでしょうか。
り:
出会いの場として利用するというのは?
太:
比較的空いているブースの会社の話を聞きに行ったり、たまたま声をかけられた企業の説明を聞いてみたり、今までチェックしていなかった業界や企業と出会って知識を深めていくという感じですね。こういう使い方をすると合説は意味があるのではないでしょうか。もちろん目的は人それぞれなので何でもいいんですけど、なんとなく来たのなら無意味になってしまうかもしれません。そこらへんは自分で考えて行動してください。
り:
なるほど。目的意識をもって利用するということですね。
太:
そうです。受身ではなく、何が自分に必要なのか自分で考えください。
最後に学生へのメッセージをお願いします。
りーかなの一言メモ
今回お話を伺った太田さんは、社内でもみんなのお母さんのような存在だそうで、学生である私の話もすごく親身になって聞いてくださいます。
私はIT企業の仕事内容は全くの無知だったので、システムエンジニア(SE)の方はパソコンの前にずっと座っているというイメージだったのですが、意外と外に出て商談もしに行くということに驚きました。そしてアイデスさんは入社後約1年に及ぶ研修があるそうで、やる気があるならプログラミング未経験でも大歓迎だそうです。「大阪でずっと働きたい」「でもオフィスにこもりっぱなしじゃなく、外に出て商談等したい」「未経験だけどプログラミングに興味がある」という人は是非一度チェックしてみてください!