キャリぷらでインターンシップをしている私りーかなが、学生の皆さんから集めた質問を人事の方にぶつけます!!
株式会社ウィザス
今回お答えいただいたのは・・・
統括支援本部 総務人事部 採用チーム
嶋津 麗子さん と 播磨 早紀さん!
株式会社ウィザスとは・・・
ウィザスとは『社会で活躍できる人づくり』をテーマに、第一ゼミナール等の学習塾事業をはじめ、通信制高校の運営など、様々な顧客ニーズに対応した教育事業を全国に展開する、総合教育サービス企業です。
脳科学の研究を教育に活かし、独自の意欲喚起指導をはじめ、顧客満足を第一に置いた教育を実践。時代のニーズをふまえて常に事業領域を拡げ、成長を続けています。幼児教育、ICT教育・能力開発、企業内研修・ポータルサイト開発、ランゲージサービスなど事業の広がりと共に社員の活躍の場も広がり続けています!
面接で、エントリーシートに書いてあることを繰り返し話してもいいですか?
りーかな(以下、り):
これは質問が少し分かりにくいですが、例えば面接で「自己PRを言ってください」と言われたときに、ESに書いてある自己PRをそのまま読み上げればいいのか?ということですね。
嶋津さん(以下、嶋):
面接官は何が知りたいかっていうと、実績もそうなんですけど、そこに至るまでの行動や経過なんですね。ESは簡潔に書かれていたり、結果の部分にフォーカスして書かれていると思うので、ESには書ききれなかったことを付け加えて話すといいと思います。そのときは特に、情景が思い浮かぶように話していただけるとよりいいですね。
り:
情景が思い浮かべやすくするために、何かアドバイスはありますか?
嶋:
例えば、「少人数のバスケットチームで頑張って優勝しました」っていうエピソードを話すとするじゃないですか。
それを「バスケットボール部に入部すると、1年生が2人しかいなかった。よく見てみたら先輩も5人しかいなかった。全員合わせないと試合に出場できないような人数だったけど、その中で練習を工夫していった結果、今までは試合に出ることすらままならなかったチームが、地区予選で優勝することができました」という話し方をすると情景が思い浮かびやすくないですか?
人数とか、そのときの自分の率直な気持ちを入れていくと伝わりやすくなると思います。
服装について、スーツやネクタイ・シャツの色や柄はどの程度気にしていますか?
り:
これは「スーツは紺やストライプはいいですか?」や「ネクタイの色は派手でもいいですか?」など色々な質問がありました。
嶋:
清潔感があれば何でも大丈夫です。
あと、例えキャラクター柄の主張の強いネクタイをして来ても、それに負けない個性と、確固たる理由があればいいと思います。とくに理由がないなら、「あの子、キャラクターのネクタイの子や」って変な印象で覚えられるかもしれないから、損かもね。(笑)
播磨さん(以下、播):
私も清潔感があればいいと思います。ウィザスは女子のパンツスーツも全然いいと考えていますし、冬はタイツをはいてもらっても構いません。
控え室等での面接時以外の行動は見られていますか?
嶋:
見てます!見られているし、意外と覚えられていますよ。(笑)
播:
そうですね。見てますね。
り:
「学生同士で話しているのは悪印象ですか?」っていう質問もありましたが、いかがでしょうか?
播:
それは全然いいと思います。寝てたりとか、他の会社の履歴書を書いてたりすると「事前準備は出来ないのかな〜」って思っちゃいますよね。極端な例ですけど。(笑)
嶋:
そうですね。面接官は意外と見ているので、気をつけてください。(笑)
学校の成績や出席日数は選考に影響しますか?
播:
ウィザスでは、卒業が可能かどうかの確認でのみ、活用しています。
面接でのNGワードはありますか?
嶋:
ちょっと気になることとしては、「どうせ」とか「こんな程度なんですけどね」みたいな自分を卑下するワードを、自己PR等であえてつける話し方は気になります。わざわざ言わなくていいのに・・・(笑)
播:
集団面接とかで、まわりの学生の目を気にしているのかな?自信をもって話してください。
り:
同じ話でも伝え方によって印象が変わりますもんね。
面接で笑いをとるのはありですか?
嶋:
別にとりにいく必要はないと思います。(笑)
播:
自然に起こる笑いはいいですよね。場が和みますし。ただ、芸人みたいにネタをしこんでくるのは、面接ではちょっと違うのかなって思いますね。(笑)
嶋:
会社にもよるのかな〜。私はいらないと思いますね。びっくりしちゃう。(笑)「面白いことを言ってはいけない」って思う必要もないけど、「ボケなければいけない」って思う必要もないです。
逆質問はどういう意図でされていますか?
嶋:
どれくらい調べているのかわかりますよね。
全く質問がないのは「興味がないのかな」って残念に思いますし、ホームページを見たらわかるようなことを聞かれると「あんまり調べてきてないのかな」って感じてしまうこともありますね。ウィザスは絶対に会社説明のセミナーに参加していただいてから面接なので、ある程度知っていてほしいです。
まぁ、せっかくの機会なので何でも聞いてほしいですけど、本当にいきたい会社なら、「自分がなぜ惹かれているのか」をアピールできるような質問内容にするといいと思います。
り:
質問でアピールですか?例えばどんなものだと「おっ!」と思いますか?
嶋:
例えばメーカーさんなら、「同業他社と比べて、御社の魅力はこういうところだと思うんでけど、人事担当さんとしてはどう思いますか?」とかいう質問なら熱意も伝わると思います。
り:
ウィザスさんは学生からの質問内容もチェックされてるんですか?
嶋:
どちらかというと、質問内容より積極性を見ています。質問内容があまりに福利厚生や条件面ばかりに偏っていると気になりますけど、「あの学生はこの質問してきたな」とかはチェックしていないです。逆に「こんなこと聞いてくれた」って良い印象が残ったりすることはありますけど。
り:
なるほど。逆に聞いてほしい質問ってありますか?
嶋:
ウィザスの学習塾部門は、夜遅い勤務になるので、そこで気になっている部分があれば早めに聞いてほしいですね。実際どういう風な工夫をしているかだとか、女性社員の働き方などは疑問がある場合は早めに解消して選考に進んでほしいですね。
第一志望じゃなくても「第一志望です」と追わないとダメですか?
播:
う〜ん、「第一志望じゃないです」っていう明言はちょっと悲しい気持ちになります。(笑)本当に迷っているのであれば「自分の軸はこういうものだから、こことここで迷っています」っていう伝え方だと納得できますよね。
嶋:
そうですね、明言されると悲しいです。(笑)恋愛でも「誰々にフラれたら、あなたと結婚します」って言われると悲しくないですか?
り:
それは悲しいです。(笑)これも伝え方が大事ですね。
面接中に出てしまう方言は悪印象ですか?
嶋:
全然です。むしろかわいいと思います。(笑)
播:
うちの内定者でもいますね!
嶋:
むしろ、教員の仕事だと、方言のある先生は生徒から好かれたりしますよ。
り:
あ〜!なるほど。ウィザスさんだと逆に強みになりますね。
最後に学生へのメッセージをお願いします!
りーかなの一言メモ
お二人ともすごくお優しくて、笑いの絶えないインタビューでした。
私もアルバイトとして学習塾の講師をやっていたのですが、社員になるとアルバイトの時と全然違う視点が必要になるそうです。生徒さんだけでなく、その保護者の方、アルバイト講師など沢山の人の成長を見ながら、自分も成長していける環境でお仕事ができます。個人的に、沢山の人と関りながら人や校舎のマネジメントをしていくところが、小さな会社を営んでいるような環境だな、と感じました。「人の成長の手助けをしたい」「経営に興味がある」人は是非チェックしてください!